「ロタウイルスワクチン」予防接種への健保補助の実施
2020年2月20日
厚生労働省は、昨年10月2日、「ロタウイルスワクチン」について2020年10月1日から、同年8月生まれ以降の乳児を対象に「定期接種化」することを決定しました。
つきましては、2020年7月以前に生まれた乳児は任意接種のままとなり、生まれ月によって格差が生じてしまうことから、以下のとおり健保補助を実施します。
1.対象者
誕生月が2019年8月から2020年7月までの乳児で、ロタウイルスワクチンの予防接種を受けた被扶養者
2.健保補助額
予防接種費用全額(税込金額)
ただし、初診料・再診料・問診に係る費用・検査費用は対象外とし、自治体等の公費補助金額を除きます。
3.補助申請について
(1)申請方法
予防接種補助金の申請につきましては、「東電健保マイページ」より申請を行ってください。
※申請の手順の詳細は追って後日掲載します。
※東電健保マイぺージ未登録の方は、会社のPCより東電健保マイページ登録後に予防接種補助金申請を行ってください。なお、東電健保マイページの登録ができない出向・派遣者、休職者、任意継続者の方々につきましては、下記の「お問い合わせ」よりご連絡ください。
※東電健保マイページの初回登録は、下記URLへアクセスして登録をお願いいたします。
URL:https://tepcokenpo.jp/ 東電健保マイページ初回登録手順 → こちら
(2)申請に必要な添付書類
医療機関等が発行した領収書(原本でお願いします。なお、返却はいたしません。)
【領収書の注意点】
※領収書には次の①~⑤の全項目の記載がないと補助金の支給はできませんので、ご注意ください。
①接種年月日
②接種者氏名
③ロタウイルスワクチン予防接種料金
④領収書にロタウイルスワクチン予防接種代であることの明記が必要
⑤医療機関名
(3)申請書送付先
【社内便】東京電力健康保険組合「ロタウイルスワクチン予防接種担当者」宛
【郵 送】〒116-8550
東京都荒川区東尾久5-31-11 東尾久ビル別館4階
東京電力健康保険組合「ロタウイルスワクチン予防接種担当者」宛
(4)補助申請期間
2020年4月1日(水)~2021年3月31日(水)必着
4.費用補助額支給方法
申請書の審査終了後、準備出来次第、会社の給与支給日に各人の給与と合わせ、「健保給付金」として振り込みます。
【参考】
1.ロタウイルス感染症とは
腸からの水の吸収が阻害され、下痢を発症する感染症。通常、1~2週間で自然治癒するが、脱水がひどくなるとショック、電解質異常
を起こし、死に至るケースもある。
2.ロタウイルスワクチンの種類と費用(約3万円)
①ロタリックス(生後6週から24週までに2回経口接種)
(ワクチン税抜10,000円+接種費用4,000円)×2=28,000円
②ロタテック (生後6週から32週までに3回経口接種)
(ワクチン税抜 5,700円+接種費用4,000円)×3=29,100円
※①、②の効果に優劣はない。